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2005年12月17日 (土)

乱暴なビッグX (綿)

ボスが先日発見した会社にあった未開封アニメCD。むしゃむしゃひっぺがして片っ端からチェックしました。80年生まれの私にとってはほとんどが観たこともないアニメばかり。古谷敏三の「ダメおやじ」の“ゲバラバ ヘバレバ テレビレビ”という摩訶不思議フレーズの連呼、台詞部分の“よし!明日もがんばるぞ ・・・やっぱだめかも”という後ろ向き加減、最高です。歌ってるのが大泉滉というのもなんとも味わい深いです。財津一郎が歌う「花のピュンピュン丸」の主題歌もいいです。1番、2番、3番、と歌のおわりに「キビシィー!」「サミシィー!」「ハズカシィー!」とつくのも面白かった。でも一番衝撃的だったのは、手塚治虫の「ビッグX」の主題歌。谷川俊太郎作詞、冨田勲作曲という最強の布陣なんですが、「たまなんか はねとばせ」からはじまる歌詞が最高に乱暴者で強引で、どこか自信満々で有無をいわせぬ迫力があります。その後「ジェット機なんて 手づかみだ」「軍艦なんて ふんずけろ」「戦車だって 手づかみだ」と矢継ぎ早に織田信長的(「鳴かぬなら殺してしまえ」)な価値観を素晴らしいミュージックにのって上高田少年合唱団が歌っておられます。間に挿入されてる台詞部分もまたすごい。「僕の名は昭。僕はビックXを使って鋼鉄の身体になり、20倍の大きさになる。そして、世界の平和のために戦うんだ・・・・(ムクムク体が大きくなる音)僕の大活躍にご期待ください。」この台詞部分がやたら早口で説明口調なのがまた心に響きました。最高です。ビッグX。なまじ内容を知らない分、かえって色々新鮮でした。おなじく80年代生まれのHちゃんとこの歌をめぐって笑い狂った一日でした。

さて、明日は角川春樹さん見たさに「男たちの大和/YAMATO」の初日舞台挨拶に行ってきます。昨年の夏の製作発表の時、登壇した春樹さんをみて「この人が、会議の途中床にはいつくばったかと思えば、“今関東大震災”を止めた・・・」といったとかいわないとかゆう伝説の人かー、とぼーっとしてたら春樹さん開口一番「今朝母が亡くなりました」と語りだしたのがすごかった。母の訃報と映画の製作発表の日が重なるなんて、すごい星の下に生まれてると思います(姉で原作の辺見じゅんを含め)。「すべてを投げうってでも成功させたい。」という猛烈ぶりに初・春樹体験の私はすごい衝撃をうけたものです。根本敬氏いうところの「でもやるんだよ!」の境地ですね(意味わかんない人は「因果鉄道の旅」読んでください。)。著書「わが闘争」と句集「JAPAN」は必見の奇書です。

(綿)

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関連記事をTBさせて頂きました。よろしくお願いします。

投稿: Dr.アート | 2005年12月17日 (土) 22時07分

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日本初のテレビアニメシリーズ「鉄腕アトム」。今日はマンガ家・手塚治虫氏のこと。 [続きを読む]

受信: 2005年12月17日 (土) 22時06分

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